【FFオリジン】体験版レビュー! 発売日は? クロスプレイ可能? エルデンリングと比べてどうなのかズバリ答えます

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ちみたろ

どうも、筋金入りのゲーマーちみたろ(@chimitaro14)です。

2022年3月18日(金)発売のスクエア・エニックス最新作アクションRPG『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN (ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン)』、通称「FFオリジン」
対応ハードはPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneとなっております。

早速体験版をプレイしてきたので、簡単なゲームの説明と、評価をざっくりとまとめてみました。
なおPC版はEpic Games Storeでの販売となります。

目次

体験版をプレイした感想

FFオリジンのストーリーは微妙!

正直なところファイナルファンタジー(以下FF)として評価すると微妙と言わざるを得ません。

というのも、FFという巨大な看板を背負ったからには面白いストーリーを作る責務があるからです。たとえばFF14はオンラインゲームという枠組みながらも非常に深くまで作り込まれたストーリーで多くのファンを魅了し、人気を不動のものとしています。だからアクションゲームだからストーリーは重視しなくて良いなんて言い訳は通用しません。

ストーリー内容まで詳しくは説明しませんが、はっきり言ってFFである必要があるのか?と疑問に思いました。もちろんFFならではのジョブシステムは素晴らしいものがありますが、同時にFFとして制作して良かった点はそれだけと言えるかもしれません。

ただし体験版ゆえにダイジェスト仕様になっている可能性があるので、一概には言えませんが……

ジョブシステムは最高に面白い

FFオジリンの良い所を上げるなら、圧倒的にジョブシステムです。

ナイト、暗黒騎士、竜騎士、赤魔導士、侍といったFFならではのジョブがいくつも登場します。白魔導士と黒魔導士を極めることで賢者になれる、といった最上位ジョブへの進化もあり奥深いものになっています。

よく知るFFのジョブやアビリティを自分で操作しながらアクションで楽しめるのが最高です。ここに関してはFFファンも納得の出来だと断言できます。

ハクスラ要素も面白い

キャラクターの育成/カスタマイズ要素に関しては、レベルアップしてスキルツリーから能力アップや新しいアクションを選択することができます。それに加えてダンジョンで倒した敵からドロップする装備品が大きな要素となります。性能はランダムであり、解体して素材を得ることもできるといったハクスラ要素もあります。

キャラは微妙? ラーメン屋と言われている理由

主人公をはじめとした男3人組はなぜかゲーム開始にやたらとカジュアルな服装をしており、ファンタジー感がまるでありません。腕組みしたらラーメン屋の創業メンバーです。これがFFオリジン=ラーメン屋異世界転生とまで言われる理由です。ホストと言われて散々酷評されたFF15から何も学んでいないということが露呈しました。

なお、ネットでは早速こんなコラ画像までアップロードされていました。

違和感がなさすぎますね。怖いのは衣装がまったくいじられていないところです。ちなみにゲームを進めると装備変更によって見た目が変わるほか、仲間の装備も変更できるのでご安心ください。

クロスプレイはいわゆる「縦」のみ可能

FFオリジンはマルチプレイに対応しており、最大3人で遊ぶことが可能(ホストが主人公のジャックを選択し、のこりの二人は仲間から選択する)です。気になるクロスプレイはPS4とPS5、Xbox OneとXbox Series X/Sのように同社製品同士のみ可能となっており、残念ながらPC版(Epic Games)はPCのみ。フレンドと遊ぶ場合は注意しましょう。

それにしてもPC版が最大シェアを誇るSteamではないのは驚きでした。おそらくエピックと独占契約を結んだと推測できますが、はっきり言ってそれをやるゲームって期待できないタイトル、もとい失敗作が多いんですよね。まだ発売前ですが、購入を検討している方はFFオリジンが大爆死する可能性も考慮しておいたほうがいいかもしれません。

エルデンリングとあえて比べてみる

直近に発売した大作ゲームであり、フロムの死にゲー正統進化とも言える「ELDEN RING」。FFオリジンも高難易度RPGを謳っているだけあって、両者を比べないわけにはいきません。というわけで比較してみました。

アクション性はどちらが上?

もっさりとした動作がゲームの難易度を上げているエルデンリングと比べると、スピード感は断然FFオリジンのほうが優れています。キャラ操作の反応も良くてキビキビ動いてくれます。エルデンリングのローリングは謎のタメ時間があって攻撃を見てからでは間に合わないことが多いのに比べ、FFオリジンは多少殴りすぎてしまっても回避が間に合います。

エルデンリングユーザーに分かりやすく言えば、FFオリジンは常時「猟犬のステップ」状態みたいなものです。スピード感のあるアクション性で言えばFFオリジンに軍配が上がると言っていいでしょう。

とはいえ、FFオリジンにはジャンプアクションがない(竜騎士の話ではない)ので、戦闘が平面オンリーなのは気になりました。そこはエルデンリングに劣っている点でしょう。

ストーリー・世界観はどちらが上?

完全な好き嫌いの話になってきますので比べかねますが、前述した通りFFオリジンのストーリーは微妙でした。どちらもダークファンタジー色の濃いストーリーですが、かたやFFである必要を感じませんでした。

世界観は圧倒的にエルデンリングです。そもそもエルデンリングと違い、FFオリジンはオープンワールドではありませんし、全体マップから行き先を選択してインスタンスフィールドに入る方式を取っています。正直世界観に没入することは難しいと言わざるを得ません。いまのトレンドに合っていないんじゃないかと思います。

なお僕は初代FF1を全クリまでやったことがないので正直オリジンと言われてもピンときませんでしたが、FF1ボスのことをよく覚えている方からすると、また全然違った評価になるのかもしれないです。

難易度はどちらが上?

FFオリジンは難易度がSTORY、ACTION、HARDの3つから設定できるので、比べるに値しないというのが正解でしょう。さらにゲームの途中でも変えられるという優しさ。言い方によってはヌルいかもしれません。

また、デスペナルティにも違いがあります。エルデンリングは持っていたルーンをすべてドロップしてしまい、回収できずにもう一度死ぬと全ロスしてしまいます。一方でFFオジリンは一定時間ステータス(MP最大値)がダウンします。下がったステータスは敵をエルデンリングで言う致命の一撃アクションで倒すと回復できます。

また、FFオジリンには仲間(NPC)がいます。エルデンリングも霊体や味方NPCの召喚というシステムはありますが、ボスの部屋など召喚できる場所が限られていることを考えると、ここも違いがあるといえます。

総評として、FFオリジンのほうが間口の広いアクションゲームであると言えます。エルデンリングやダークソウルが難しいと感じる、あまりゲームに時間を掛けられないという方におすすめしたいです。

グラフィックはどちらが上?

圧倒的にエルデンリングです。
もはや勝負にすらなっていません。

FFオリジンはムービーこそまあまあの出来ですが、肝心のゲーム内のグラフィックはPS2みたいなものです。なんでインスタンスフィールドでオープンワールドにグラで負けるのか謎でしかありません。

コーエーとフロムで技術力にここまで差があるのか、と思ってしまいますね。

戦闘シーンの1コマ。PS2の格ゲーかと思えてしまう

システムはFFオリジンのほうが親切!

エルデンリングをプレイしていて個人的に不満だったのが、装備品セット登録ができない点でした。ステ振りが重要となるゲームなのであまり武器を持ち替える人が少ないのは分かりますが……その点、FFオリジンはボタンひとつでセット登録しておいた武器や装備品を切り替えることができます。

「FFオリジン」の評価まとめ

  • ストーリーと世界観は微妙。しかし最後までやると評価が変わる可能性あり
  • キャラは微妙。とはいえ見た目や装備をカスタマイズできる機能は嬉しい
  • ジョブシステムは素晴らしい。FFファンに是非おすすめしたい理由
  • アクションゲームにハクスラ要素を入れてきたのは斬新で面白い
  • グラフィックは残念の一言に尽きる
  • アクションは素晴らしい。戦闘は本当に面白い
  • 難易度を後からでも変更できるのでアクションゲーが苦手な方にもおすすめ
  • 装備をボタン一つで切り替えられるなどシステム面に工夫がみられる
ちみたろ

以上、FFオリジンの体験版レビューでした! なんだか意図せず酷評になってしまいましたが、あくまでも体験版の感想になります。ストーリーは大逆転があるかもしれないので大いに期待しています。

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